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相続・遺言 2026年3月31日

【令和8年開始】所有不動産記録証明制度とは?相続時の不動産漏れを防ぐ方法

こんにちは。行政書士の山田です。 相続の手続きを進める中で、ご遺族の方から「亡くなった親がどこに不動産を所有しているか、正確に分からない」というご相談をいただくことは珍しくありません。令和6年の相続登記義務化に伴い、不動産の正確な把握はこれまで以上に重要になっています。 そうした中、令和8年(2026年)2月2日より、相続時の不動産調査を大きく変える「所有不動産記録証明制度」がスタートしました。今回は、日々の業務にあたる行政書士の目線から、この新制度の仕組みと実務上の注意点について、分かりやすく解説いたします。 1. なぜ相続時に「不動産の探し漏れ」が起きるのか? これ……

【交通事故】整骨院に自賠責の請求手続きを任せるのは違法?知っておきたいリスク

はじめに:整骨院からの親切な提案、受けても大丈夫? 交通事故に遭い、むち打ちや腰痛などのケガで整骨院に通院されている方は多くいらっしゃいます。突然の事故による痛みや精神的な不安を抱える中、親身になって施術をしてくれる整骨院の先生は、被害者の方にとって非常に心強い存在です。 そんな通院を続ける中で、整骨院の先生から「自賠責保険の請求手続き、面倒でしょうからうちの院で代わりにやっておきますよ」と提案されたことはないでしょうか。 患者さんからすれば、「専門的な手続きを任せられて助かる」「治療にだけ専念できる」とホッとするかもしれません。しかし、一介の行政書士として、日々交通事故の書……

相続・遺言 2026年3月27日

タンス預金が見つかった!税務署にバレる理由と正しい申告・修正の方法

はじめに:亡くなった家族の部屋から「タンス預金」が出てきたら? 遺品整理の際、亡くなったご家族の机の引き出しや金庫、あるいは衣類の隙間から、まとまった現金が見つかることは決して珍しいことではありません。いわゆる「タンス預金」です。 「親が自分たちのためにこっそり残してくれていたのだから、そのままもらっておこう」「銀行の記録に残っていない現金なら、黙っていれば誰にもわからないだろう」 そのように考えてしまう方もいらっしゃるかもしれません。しかし、行政書士として数多くの相続手続きに関わってきた経験から申し上げますと、その考えは非常に危険です。タンス預金を隠蔽することは、後々大きな……

交通事故の被害者請求:慰謝料が減額された場合、最終的にいくらもらえる?

交通事故に遭い、相手方の自賠責保険に「被害者請求」を行ったものの、「思っていたより慰謝料が少ない」「減額されている」と戸惑われる方は少なくありません。 交通事故の被害者になってしまっただけでも辛いのに、手元に入る金額が予想より少なければ、不安や不満が募るのは当然のことです。 この記事では、日々交通事故被害者の方からのご相談をお受けしている行政書士の視点から、自賠責保険で慰謝料が減額される理由と、「2割の減額」が手元の慰謝料にどれほど大きな影響を与えるのか、その仕組みを分かりやすく解説いたします。 1. なぜ自賠責保険の慰謝料は減額されるのか? 自賠責保険は、交通事故の被……

相続・遺言 2026年3月21日

遺言や死後事務の手続きは誰に頼む?執行者の必要性と気になる報酬の目安

「遺言書を作成した」「死後事務委任契約を結ぼうと考えている」というご相談を受ける中で、皆様が必ず直面する問題があります。それは、「では、その手続きを実際に実行するのは誰にするか?」という問題です。 いくら完璧な遺言書や契約書を作っても、あなたが亡くなった後にそれを確実に実行してくれる人(執行者や受任者)がいなければ、あなたの希望は実現しません。 今回は、日々相続や終活の現場に立つ行政書士の視点から、遺言執行者や死後事務の受任者の「必要性」と、多くの方が不安に感じる「専門家に依頼した場合の報酬」について、わかりやすくお話ししたいと思います。 1. 遺言執行者・死後事務受任者の役……

交通事故の「被害者請求」が認められないケースとは?知っておきたい落とし穴

こんにちは。奈良で行政書士をしております山田です。 日々、交通事故の相談を受けていると、「相手の保険会社とのやり取りに疲れてしまった」「納得のいく説明が得られない」という声をよく耳にします。 そんな時の解決策として検討されるのが、被害者が自ら自賠責保険へ直接請求を行う「被害者請求」です。しかし、この手続きは「書類を出せば必ず通る」という魔法の杖ではありません。せっかく苦労して書類を集めても、審査の結果「非該当(認められない)」となってしまうケースが現実にあるのです。 今回は、なぜ被害者請求が認められないことがあるのか、実務の現場で直面する「落とし穴」について、分かりやすくお話……

交通事故における物損から人身事故扱いへの切り替え:そのメリットと手続きのすべて

1. はじめに:交通事故に遭われた方へ 交通事故に遭われた直後は、突然の出来事にパニックになり、適切な判断を下すのが難しいものです。「たいしたケガではないから」「警察や相手とのやり取りが面倒だから」と、とりあえず「物損事故(ぶっそんじこ)」として処理してしまうケースは少なくありません。 しかし、事故から数日経って首や腰に痛みが出てきた場合、そのまま物損事故として処理されていると、後々大きな不利益を被る可能性があります。本記事では、日々交通事故のご相談を承っている行政書士の視点から、物損事故を「人身事故(じんしんじこ)」扱いに切り替えることの重要性とメリットについて、分かりやすく解説……

相続・遺言 2026年3月14日

祭祀承継者(お墓を継ぐ人)はどう決める?遺産分割とは別のルールを解説

1. はじめに:お墓や仏壇の相続は「遺産分割」とは違います ご家族がお亡くなりになり、相続の手続きを進める中で、「お墓や仏壇は誰が引き継ぐのか?」という問題に直面することがあります。預貯金や不動産といった財産は、相続人全員で話し合う「遺産分割協議」によって誰が受け取るかを決めますが、実はお墓や仏壇は、この遺産分割の対象にはなりません。 お墓などを引き継ぐ人のことを法律用語で「祭祀承継者(さいししょうけいしゃ)」と呼びますが、その決め方には民法で定められた特別なルールがあります。今回は、遺産分割とは異なる「お墓を継ぐ人の決め方」について、行政書士の視点から分かりやすく解説いたします。……

相続・遺言 2026年3月9日

【実家を譲る】暦年贈与で不動産を贈与するには?110万円枠の賢い使い方

こんにちは。行政書士です。 皆さんは、「将来、子どもに実家を譲りたい。せっかくなら、暦年贈与の110万円の枠を使って少しずつ非課税で譲れないだろうか?」と考えたことはないでしょうか。行政書士として皆様からのご相談を伺う中で、このようなご要望をいただくことは多くあります。 結論から申し上げますと、暦年贈与の仕組みを使って実家(不動産)を贈与すること自体は可能です。しかし、現金のお小遣いを手渡すようなわけにはいきません。不動産には特有のルールがあり、事前の準備なしに進めると、思わぬ税金やコストに頭を悩ませることになります。 今回は、110万円の基礎控除を使って実家を贈与するための……

交通事故の被害者を守る!「人身傷害特約」と「搭乗者特約」の本当の価値

こんにちは。日々の暮らしのトラブルや手続きのサポートをしている行政書士です。 皆さんは、ご自身の自動車保険の契約内容を隅々まで覚えているでしょうか?「とりあえず勧められた標準プランに入っている」「更新の時に案内が来るままにしている」という方が大半ではないかと思います。しかし、いざ交通事故の被害者になってしまった時、この「自分の保険」があなた自身や大切な家族を救う命綱になることがあります。 本日は、行政書士が実務の中で感じている視点から、交通事故被害者を守るための重要な2つの保険、「人身傷害特約」と「搭乗者傷害特約」について、分かりやすく解説してみたいと思います。一般的な保険解説とは……