私があえて、費用のかかる『公正証書遺言』を強くおすすめする理由
行政書士として日々の業務にあたっていると、さまざまな「家族の風景」に出会います。円満に財産を引き継ぎ、笑顔で新たな生活をスタートさせるご家族。一方で、たった一つのボタンの掛け違いから、長年の兄弟仲に修復不可能な亀裂が入ってしまうご家族。 その運命の分かれ道にあるのは、往々にして「遺言書があったか、なかったか」、そして「その遺言書が”使えるもの”だったか」という一点に尽きます。 今日は、一介の行政書士としての現場の肌感覚から、あえて本音をお話ししたいと思います。遺言書にはいくつか種類がありますが、私は相談に来られたお客様には、ほぼ例外なく「公正証書遺言(こうせ……